写真は宮古島の地下を掘り続けて、
一本目51ｍを採取したコア！！


サンゴ礁が隆起してできたという宮古島に
存在する “世界初”の土木技術「地下ダム」!!

宮古島の地質構造は地表から、
*島尻マージ(赤土)
*琉球石灰岩...白くて多くの空隙があり、
　　　　　　　水を通しやすくその空隙に地下水を貯めることができる
*島尻層泥岩...不透水性基盤。水を通さない性質

石灰岩にしみ込んだ雨水を
水を通しにくい泥岩と止水壁を利用して
地中で溜めるのが「地下ダム」の構造です

この地質の特性と起伏が少なく平坦な島の構造を活かして、
川のない島に地下にダムを造る「地層間貯水論」が
元琉球大学の古川博恭教授の研究によって実現しました

干ばつが多かった宮古島はこの水利事業のおかげで、
野菜やマンゴーなどの農作物の生産が盛んになりました！
宮古島の農業と島に暮らす人々の
生活を支えている地下ダムの水源

【地質を探ると未来がみえてくる】
地下ダムはとても素晴らしい技術ですね！